ノロウィルスの歴史

ノロウィルスというと、近年急に耳にすることが多くなったと感じる方もいるでしょう。それもそのはず、ノロウィルスは比較的最近発見されたウィルスで、その発症例も歴史的に見れば数が少ないものだったのです。
ノロウィルスの元になるウィルスによる被害が発生したのは、昭和40年代のアメリカだったとされています。ですが、その時は発症した地域の地名から「ノーウォークウィルス」と呼ばれ、構造的にも現在のノロウィルスとは別に分類されていました。日本ではノーウォークウィルスとよく似たウィルスの集団感染が1977年にサッポロで発生し、その際は、発見されたウィルスがノーウォークウィルスに似ていたものの、幾つかの違う点を持っていたことから「サッポロ様ウィルス」という仮称を用いて呼ばれるようになり、ノーウォークウィルスと曖昧な区別のまま研究がされていました。さらにその後の調査で、急性胃腸炎症状を起こすウィルスには2種類あることが発見され、サッポロ様ウィルスとノーウォークウィルスが区別されて認識されるようになり、2002年スイスのウィルス学会でようやくノーウォークウィルスを「ノロウィルス」という名称で呼ぶことに定められました。
このような歴史から、ノロウィルスという名前は生まれてからまだ10数年しか経過していない新しい存在なのです。幾つかの予防法などは研究、施工されていますが、感染した時に有効な治療法が発見されていないのは、単純に研究期間が短いことが大きな原因であるとも言われています。

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