ノロウィルスはどんなもの？

ノロウィルスと聞いて、掛かったことがない人からはどれほどのものかわからないことでしょう。ノロウィルスとはインフルエンザの流行時期と同じく11月から3月にかけて発症の危険性が高まります。また、ノロウィルスがインフルエンザと違う点として、アルコール消毒を行ってもほとんど効果が無いといわれており、特に注意が必要となっている理由といえます。初期症状としては下痢と吐き気が頻繁に起こり、大変苦しいようです。一度発症した方の多くは二度と掛かりたくないと口を揃えることもしばしばです。そんなノロウィルスは一体どこから体内へやってくるのでしょうか。感染源は飲食の際に多く、私達が口にするモノに付着しているようです。水道水にももちろん含まれている可能性がありますし、火の通っていない肉類は絶対に避けましょう。また、流行時期の人混みを通る際にも注意が必要です。空気感染により自分の体内に入ってしまうということもあるのです。せっかくのお出かけで病原菌をもらって帰っては、リフレッシュするどころではなくなってしまいますね。ノロウィルスにかかってしまえば、激しい嘔吐や下痢を伴うことが多いですが、これは回復するために起こっている身体の反応でもあります。ノロウィルスを体外へ排出することを繰り返すことで、自然と体調は良くなってきます。市販の下痢止めなどを服用することが必ずしもいいわけではないのです。ウィルスを閉じ込めることになるため、回復が遅くなってしまう可能性があるといいます。早急に医者にかかり、安静にしておきましょう。