ノロウイルスとは何なのか

ノロウイルスを皆さんはご存知かと思います。近年ノロウイルスが大流行し、2015年には新型が発見され警戒が必要となっています。
そもそもノロウイルスとは何なのか。ノロウイルスは名の通り、ウイルス性食中毒を起こす原因の一つと言われ、感染者が増えてきています。特に冬場に感染症を引き起こし、冬に起きる食中毒の9割を占めると言われています。他の細菌類に比べ非常に小さく、体調約30ナノメートルしかありません(1ナノメートル＝100万分の1ミリ)。生態も他の細菌とは違い、人の腸管でのみ増殖します。さらに、冬にピークを迎えるなど、独自の性質を持っているのがノロウイルスです。
ノロウイルスに感染した時の主な症状は嘔吐と下痢です。ノロウイルスの潜伏期間は24～48時間程と言われ、感染すると食中毒などを発症します。食中毒の場合、前日か前々日に食べたものが原因と言われ、37～38度までの発熱に襲われることもあるのです。また、ノロウイルス感染は初期に微熱が出ることが多いですが、大抵いきなり辛い症状が起こります。
ノロウイルスの感染を防ぐには、ちゃんとしたノロウイルス消毒が必要です。きちんと手洗いとうがいをし、必要であれば、業者にノロウイルス消毒をしてもらいましょう。