ノロウイルスは幼稚園でも

ノロウイルスといえば全年齢で牡蠣などの二枚貝から感染する食中毒として一般的に知られていますが、人から人へ感染する感染症とも言われています。そのため小さいお子さんも感染してしまいます。毎年ニュースになる幼稚園でのノロウイルス集団感染の恐ろしいところは、まだ小さいお子さんなので保育士が体調の変化に気付けず、急に症状が出てしまい幼稚園内で嘔吐や下痢などの症状を起こしてしまうことです。そのため急な対応が保育士には求められますが一人ひとり見ているわけではないので対応が遅れてしまします。その結果幼稚園内の廊下や教室にノロウイルスが飛散しほかの園児にも伝染してしまうことです。また園児はまだ食事前などにしっかりと手洗いなどしない場合もあるのでそこからの感染も見られます。そのためノロウイルスが飛散してしまった後の対処がとても重要になってきます。一般的に消毒といえばアルコールなのですがノロウイルスはアルコール消毒が効果的ではなく、次亜塩素ナトリウムでの消毒が効果的です。また飛散してしまっているので嘔吐などの処理はマスクが必要となります。ノロウイルス消毒は普通の風邪などの消毒とは違うことを知っていれば幼稚園内でのノロウイルス集団感染のニュースはなくなるかもしれません。