ノロウイルス対策には衛生的手洗いを

ノロウイルスは非常に厄介なウイルスのように感じますが、実は、病気予防の基本でもある手洗いがノロウイルスには有効です。特に、洗う・拭く・消毒するの三点が揃った「衛生的手洗い」は重要です。ただし野折る居留守対策の場合、手洗いの際には注意点があります。

まず、手洗いの際には次亜塩素酸ナトリウムを使用するのは避け、アルコールによる殺菌を行います。次亜塩素酸ナトリウムはノロウイルスの消毒に有効とされていますが、人体に使用した場合肌荒れを起こす危険があります。そうして手がただれますと、かえって感染しやすくなることもあります。そのため手洗いの際には石鹸で手を洗い、最後の仕上げに消毒用のアルコールをすり込むようにします。
また、ノロウイルスの大きさは非常に小さく、大腸菌の200分の1程度の大きさと言われています。そのため手のシワに入りやすく、雑に手を洗ってしまいますと十分に洗い流すことができなくなる事が多いのです。そのため手洗いの際にはシワの内側や爪の先までしっかり洗います。また、トイレの後や食品を取り扱う前など感染のリスクが高い場合には、2回手を洗うというのも有効です。

このような点に注意して手洗いするだけでも、ノロウイルスの感染リスクを低下させる事ができます。しかし、必ずしも皆が皆丁寧に手を洗うとは限りませんし、つい忘れてしまうということもあるでしょう。
感染のリスクを防ぐには、やはりノロウイルスを消毒するのが一番です。手洗いなどの対策をした上で、ノロウイルス消毒をご依頼ください。