感染力がとても強いノロウイルス

ニュースでも時々目にすることがあるノロウイルスの被害ですが、嘔吐や下痢を引き起こすため注意したいものです。特に冬場に流行して感染性胃腸炎などの原因になります。学校などで感染した子供から、家庭に広まってしまうことも珍しくありません。ノロウイルスへの予防ワクチンはなく、感染力がとても強いという特徴があります。また新型のノロウイルスだと、一度感染しても免疫がつかないため、何度でも被害にあう危険性があります。嘔吐の症状が出ると、小さなお子様やお年寄りは吐いたものを喉に詰まらせたり、肺炎につながったりして死亡につながることがあるのです。ノロウイルスが流行するのは12月から1月で、冬の期間が特に注意が必要と言えます。ノロウイルスは、ウイルスに汚染された井戸水や水道水から感染することがあり、また牡蠣などの貝類を加熱調理しないで食べてしまった時にも感染することがあります。主な発生場所は7割が飲食店となっています。そのため、食品を扱う場所ではノロウイルスの消毒を行うのが良いでしょう。ノロウイルスの感染源になったとニュースになってからですと、飲食店の経営に重大な問題を引き起こしてしまいます。ご家庭でも、免疫力が弱いお子様や高齢者がいる場合は、本格的に流行する前にノロウイルスの消毒を行うのが良いのではないでしょうか。